サンフランシスコの安い語学学校
調べる機会があったので。
Low cost, English classes, ESL, affordable, discount, TOEFL, school 625 / 4weeks, 18 hours/weeek 2015年2月現在、日本語を話すスタッフさんがいらっしゃるようです。
Tuition & Fees | American Academy of English 490 / 4weeks, 18hours/week
Advance English Academy - How Much? 440 / 4weeks, 18hours/week
http://www.iicesl.org/tuition.html 395/4weeks, 週四日、時間不明 初めての受講は16weeks以上義務
Noncredit ESL at CCSF 無料 10hours/week, 2hours/day 市内数カ所にキャンパスあり、申し込みから受講まで2ヶ月かかるらしい (2017年追記: 開いてるクラスがあれば学期途中でも入れたそうです)
アメリカのテック企業では人々が裁量を持って働いている気がする話
フルタイムとして働き始めて2ヶ月と少し経ちました。 よく「日本の会社と比べて働き方がどう違うか」のようなことを聞かれるのですが、自分は日本の大企業でフルタイムとして働いた経験がないので、はっきりと違いはわかりません。ただ、自分の持っている一般的な日本企業のイメージと比較すると、自分の会社の人たちは裁量をもって自由に働いている感じがします。
マリッサ・メイヤーが変革する前のYahoo!のエピソードで「みんな職務時間中に平気でサイドプロジェクトをしてる」というのを聞いたことがあります。その時は信じがたいと思いましたが、実際にアメリカのテック企業で働いているといかにもありそうな話だなあという気がします。
特に自分のマネージャはあまりマイクロマネージメントをしたがらないので、自分の担当範囲で緊急性の高いバグが出ない限りは、日々自分が何をするのか、というのはわりと任されています。ミーティングも、出ても出なくても良い、というものがいくつかあります。勤務時間も同様で、各々都合の良い時間にきて都合の良いに帰っていきます。一ヶ月やより長いスパンでのマイルストーンみたいなものは当然設定するのですが、それを決めるときも個々の構成要因であるエンジニアが(必ずしも技術的観点だけじゃなくてプロダクト目線とかでも)好き勝手言いたいことをいうのが普通、という雰囲気。大企業なのでいろいろ垣根はあるものの、それを飛び越えられるという建前をちゃんと守ろうという風土はあって、自分でアクションを起こせばそれなりに広い行動範囲があります。
僕はまわりの同僚と比較すると指示待ち族になってしまいがちな部分があるようで、なかなかこのへんが難しいです。マイクロマネージメントされるのはもちろん好きではないのですが、いざ全部決めていいよ、といわれる(とはいえなんだかんだ制約がある)とどうして良いかわからないような部分もあります。単にコードを書いたりレビューしたりするのは気楽なのですが、大局的な働き方みたいな話はまだまだこれからだなあという感じです。
サンフランシスコで家探しをする
サンフランシスコで家探しをした記録を残しておきます。Web上にすでにいくつか記事が有り、特にFumi's Travelblog: サンフランシスコの家探しなどが詳しいです。ただ、Web上の記事はルームシェアを前提にしてるものが多いですが、自分は妻とこちらに来ていることもあって、夫婦で住む独立した部屋を探していました。
家探しに際しては、以下の様な条件で物件を探していました。
- SOMAエリアにあるオフィスまで公共交通機関(まだ免許を持っていないので)で1時間圏内
- 家賃が2500ドル/月以下
- シャワーでなくバスタブ付きのお風呂がある
- 治安が悪くない
- 1ベッドルーム
サンフランシスコ界隈の家賃は非常に高く、以上のような条件でも満たす物件はさほど多くなかったです。
逆に妥協した点としては
- 物件の新しさ
- 洗濯機が建物内にあるかどうか
- ペット不可
- ダウンタウンへのアクセスの良さ (本当はオフィスまでも30分圏内が良かった...)
などがあります。
物件の探し方
物件を探す際は以下のサイトを主に利用していました。
Craigslist
ベイエリアで知らない人は居ないであろうなんでも掲示板です。いかにもWeb1.0なレイアウトですが、未だに絶大な人気があり、膨大な量の物件が投稿されています。 SF bay area apts/housing for rent - craigslistがアパートを探すためのページです。ルームシェアを探す場合は別のページが有ります。Craigslistは使い勝手があまり良くないため、以下のPadMapperのようなサイトが生まれているのだと思いますが、PadMapper側のミスなのか上手く拾われてない投稿が時折あり、結局Craigslistもたまにチェックしていました。
PadMapper
Google Map上にCraigslist(など)の投稿をマッピングして表示してくれるサイトです。指定した条件を満たす物件があった際にはメールを飛ばすことが出来るので、その機能のみ使っていました(後から気づいたのですが、craigslistにも同様の機能があったかもしれません)
WalkScore
PadMapperと同様に、いくつかのサイトの物件リスティングをまとめてMap上に表示したり出来るサイトです。ある地点からの通勤時間でスコアリング出来たり、Crime rateというその辺りの地域がだいたいどんな治安か見てたりするので頻繁に利用していました。Crime rateの機能がどの程度信頼できるのかはわかりませんが、妻の最大の懸念事項が治安だったので。ただ、WalkScoreで条件の良い物件が頻繁にひっかかるApartmentHunterzというサイトはいかにもスパムサイト臭いので、
ZillowやZumperなども試しましたが、メインで使うという感じではありませんでした。
その他、10月から働く会社の同僚に連絡し、社内のメーリスでも物件を探してもらいました。成約には至りませんでしたがとても良い物件を教えてもらいましたし、後述の審査の面倒を軽減出来ると思うので、知り合いづてで探せるのであれば利用したほうが良いと思います。
補足1: 物件管理者の種類について
こちらで家探しをしていて、 賃貸の管理者によって3つのパターンがありそうだと思いました
- 大家さんが管理している(一軒家の一階をそのまま貸し出しているなど)
- 管理会社が存在するが、鍵の預かりなど最小限のことしかしていない(小さめのアパート)
- 法人が団地をつくり管理もしている(郊外のでかい団地にありそう)
一番上はいかにもcraigslistにリスティングを出してそうですが、一番下の団地などはcraigslistでは見つけづらいかもしれません。また、大規模な団地であれば、現状空きがなくてもどれかの部屋が近いうちに開くということがありそうです。サンフランシスコ市内に住むのであれば大規模な団地というのはそもそもあまりないですが、BARTで少し郊外に出るのであれば、団地に特化したような別の探し方をとるのが良いかもしれません(どうするのが良いのかはわかりませんが)
補足2: 不動産仲介業者
日本では家探しに際して不動産業者に条件を伝えて希望の物件を探してもらいますが(そもそも不動産会社しかアクセス出来ないデータベースがある)、こちらではあまりポピュラーではありません。会社が費用を負担してくれるのであれば利用するのも手かとは思いますが、僕たちは利用しませんでした。こちらの物件は1年契約が基本のようなので、最初の物件で最高のものに出会えなくとも引っ越せば良いと考えています。
内見に行く
上述のサイトたちの賃貸リスティングには部屋の間取り図が乗っているのを見たことがありません。また、部屋の写真がどの程度乗っているかもまちまちなので、内見の重要性は日本で部屋探しする時よりも高そうです。
内見の方法には以下のいくつかの種類があり、物件によって違います。
- オープンハウスをしている時間に行く
- 不動産屋で鍵をピックアップして一人で内見に行く
- アポイントメントをとって見せてもらう
大家さんが不動産業者に鍵を預けている物件の場合は、不動産屋に行って、鍵を預かります。ネットで物件みたんだけど、とかいってパスポートを見せて、20ドル程度の預かり金を渡すと鍵を貸してくれるので、後は自分の好きなように見に行って、数時間以内に鍵を返せばオッケーです。近隣の似た条件の物件の鍵を同じ業者が持っていることがあると思うので、事前に調べていくと良いと思います。(その場で聞いてみてもいいかもしれませんが、あまりフレンドリーな感じではありませんでした)
アポイントメントを取って見に行かなくてはいけない場合は、物件を見つけたサイトから連絡します。多くの方が行っていますが、電話番号が乗っている場合は直接電話したほうが、見落とされる確率が減りそうです。僕も英語が苦手なのであまり電話したくなかったのですが、がんばりました。いざ電話すると留守電なことも多いので、ちゃんとメッセージが残せるように、伝えたいことの要点を電話する前に英語でまとめておくと良いと思います。
物件に応募する
気に入った物件があったら契約の前に審査に入ります。英語の記事を見ていると、良い物件があったら仮押さえのためにapplyしましょう、とか書いてあるのですが、実際どの程度カジュアルにapplyしていいのかはわかりません。僕は実際に行くと決めた一箇所のみにapplyしました。
一般的にこの際にID、SSN、クレジットヒストリ、直近の給与証明、銀行の残高証明、過去の雇用主のリファレンスなどが必要なようです。僕はアメリカで働くのは学生の頃インターンして以来なので、事情を説明したのですが、それでもいろいろな文書の提出を求められました。
補足3: 曜日について
自分の場合は木曜金曜あたりからやる気を出し始め、土日で物件あれこれ見て回るつもりが月曜にずれ込み、火曜には気に入ったところに申し込むという感じの流れでした。が、こちらの不動産屋は土日は普通に休むか早く閉まったりします。また、PadMapperから飛んでくるアラートも平日のほうが多いような気がしました。なので、もし日程がフレキシブルなようであれば、平日に家探しをしたほうが効率が良いかもしれません。
日本でも運転経験ゼロの僕がサンフランシスコで運転免許をとる - 筆記試験編
2014/12/11 追記: 2014年12月より筆記試験も予約が必須となったようです DMV Expanding Hours, More Appointments Available for First Time Applicants | Murrieta, CA Patch
家探しも無事に終わり、仕事開始前最後の平日だったのでDMV(免許センター的な場所) に行ってきました。インターネットで予約しようとしたらどこも一ヶ月先とかだったので、予約せずに行きました。ちなみに僕が行ったのはSanta ClaraのDMVです。
DMVが開く8時に行くつもりだったのですが、なんだかんだで到着したのは9時頃でした。すでにすごい人だかりで、予約なしの人向けの番号札を発行する列は20人程度並んでいたと思います。ただ、こちらは書類を最低限持ってるか確認し番号札もらうだけなので、20分程度並ぶ程度ですみました。その後実際に番号を呼ばれるまでが長くて、2時間待ちでした。僕は予約してないこともあって時間つぶしの本などを持っていったので良かったのですが、となりのおばさんが噛み付いていたのを聞くと予約してた人も同じく2時間待ちだったそうです。予約意味無いじゃん...
流れとしては
1. 書類に必要事項を記入して提出
2. 親指の指紋採取
3. 視力検査
4. 写真撮影
5.筆記試験
という感じでした。
試験は日本語もあるとWebでみたのですが、僕が行ったのは田舎のDMVだったためか、英語とスペイン語しか選択肢がありませんでした。
試験に際しては前日に一夜漬けで
などを参考に勉強しました。
上の問題集はそれなりに古くなっているようで、知らない問題も多くありましたが、まあなんとか合格することができました。というわけで次は実技試験です。実際にこちらで運転練習をして免許をとった友人によると「2時間の練習を7回もやれば十分だった」とのことなので、思ってたよりも行き先は明るそうです。
日本でも運転経験ゼロの僕がサンフランシスコで運転免許をとる - 下調べ編
無事にH1ビザもとれまして、10月からサンフランシスコで働く事になりました。
「アメリカに住むのに免許無いとか正気?」というようなことを複数人から言われたので、なるべく早く運転免許をとらなければなあと思っています。ぐぐるといろいろ情報が出てきて、例えば以下のリンクが詳しそうです。
カリフォルニア運転免許証取得への道 - Rady MBA, カリフォルニア大学サンディエゴ校(UC San Diego)日本語サイト
ただ、日本人の方が書いてる記事は日本で運転免許を持ってる事が前提になっているものがほとんどなので、日本の免許を持たない自分の体験談を逐次更新していこうと思っています。
今まで調べたところによると、カリフォルニアの免許試験には二段階あって
1. 筆記試験
2. 実技試験
となっています。
筆記試験を通過するとdriving permitというのがもらえ、他の国で免許を持っていない僕のような人間は、「18歳以上のカリフォルニア州免許保持者と同乗する」という条件のもと運転する事が出来ます。日本でいう仮免みたいなものでしょうか。
実技試験にそなえた練習は、レンタカーを借りて行うこともできますが、僕の場合はどっちみち同乗者が必要なので(日本で免許があれば一人で練習できる)、ドライビングスクールに依頼するのが良さそうです。ドライビングスクールといっても、アメリカには日本のような練習場付き自動車教習所はなく、インストラクターに同乗してもらい公道を走って練習するとのこと。さすがアメリカ。
アメリカDMV (Department of Motor Vehicles) によるDriver License and Identification Card Information を見ると、「18歳未満の人が免許を取るとき」の説明に50時間以上の運転経験(うち10時間以上は夜間である事), 6時間以上のプロによる指導というものが必須となっています。18以上の人がどうなのかここだけでは直接的にはわかりませんが、おそらく同じ要件でしょう。アメリカで免許とった方が早くて安いだろうと甘く考えていたのですが、50時間仮にプロの指導を受けるとなるとそれなりにまとまった額がふっとびそうですね。。。
とりあえず第一段階の筆記試験はWebからも申し込めそうなので、申し込んでみようと思います。
アプリジャパン2014 参加レポート
幕張メッセで行われてたAPPS JAPAN(アプリジャパン)に立ち寄る機会があったので覚えてる範囲で感想を書いておく。
アプリジャパンとは
スマフォ向けアプリの開発企業などが展示を出展するイベント。幕張メッセで行われているINTERPOPと同時開催的扱いで、面積的には1ホールの1/4くらいなのでそんなに広くはない。各出展起業はデスク一個分くらいのブースをあてがわれていて、だいたい70社くらい出展してたようだ。
出展企業の方向性
客層が一般コンシューマではないので、モバイル向けBaaS (Backend as a Service), アドネットワーク, スマフォアプリ開発受注などが多かった。スマフォ上でとった手書きメモが瞬時に同期されます、みたいなサービスを出してるブースも3つあったのだけど、流行ってるんだろうか。
モバイル向けBaaSはなんとなくParseとAzure mobile serviceしか知らなかったのだけど、日本のプレイヤーも頑張ってはいるみたい。ただこの手のサービスって結局利用者数に比例してサービスの質が上がっていくイメージなので、海外の強いとこにどうやって立ち向かうんだろう、という気はする。
日本Androidの会: ARとかVRとか
メガネ型ウェアラブルのMiramaのデモ展示があった。大体以下の動画と同じ内容だったと思う。
視界に写ってる手で操作するタイプなので、Google glassよりはTelepathy Oneに近そう。あくまでプロタイプということだったけど、精度はまずまず。なんでも手で操作するのが正しいのだろうか、というのはよくわからない。メガネの横にいくつかボタンがついていて、それを操作するとかのほうが人間的な操作な気がする。なんだかんだいいつつも、やっぱりこの手のデバイスはわくわくした。
100均で売ってるもの+Nexus 7でOculus Rift的なVRデバイスを作ってみたFake Riftのデモがあった。Oculus Riftは試したことがないのでわからないのだけど、Fake Riftもすごい没入感 + 顔の向き検知で、未来を感じた。Oculus Rift向けに作られたコンテンツがほぼそのまま流用できるというのも、かなり良い点だと思う。
開発者としてすごく魅力を感じる、売ってたら買いたいという話を軽くしたところ「開発者なら自分で作ってください」と一蹴されてしまったw ぜひ作り方を公開してほしいと思う。
Mozilla Japan
Firefox OSのリファレンス機Flameのデモ機が会ったのだけど、触らず帰ってきてしまった。悔やまれる。今年夏には開発者が手にできるとのこと。
Mozilla busというのもあってひときわ目を引いていた。電力供給が出来て無線が飛ばせるバスとのことで、被災時の支援を想定してるほか、いろんなとことコラボしてイベント時に利用してるらしい。移動図書館のように、あちこち移動して、情報教育支援とかもやっていきたいとのこと。
田舎出身として自分の故郷みたいなところの中高生に情報教育に触れる機会を提供したい、できればリアルな場をつくりたいというのは強く思っていて、Mozillaみたいな知名度のある会社がそういう活動をしてくれるならすごく良いな、と思った。