最近聞いてるPodcast

TodayILearnedFM podcastを聞いてたら最近聞いてるPodcastを紹介しててよかったので自分が最近聞いてるのも書いてみる。日本語と英語半々くらいかな。日本語は1.5倍速とかで聞いてて、英語はそのままの速度で聞いてる。書いてて思ったけどテック・スタートアップものと、インタビューものが結構好きみたい。

https://open.spotify.com/episode/5mpF7FelHz4jjnxycqr5xM?si=0djN0n1SQb2CcJnaFSh5xQ

ほぼ毎回聞いてるやつ

Equity podcast – TechCrunch

TechCrunchのライター達がテックニュースについて語るやつ。TechCrunchなのでスタートアップの話が多い。一回が20分くらいで短いのと、ホストたちのパーソナリティがよくてさくっと聞ける。

Planet Money : NPR

経済とかお金に関するトピックを深堀りして話してくれるポッドキャスト。専門家や当事者へのインタビューとか、ちゃんと取材されて作り込まれてる感じの話が多くて、毎回なにかしら学んだ気持ちになる。最近だと10月6日の、タックスヘイブンにシェルカンパニーを作る話(の再放送)が面白かった。

Rebuild - Podcast by Tatsuhiko Miyagawa

サンフランシスコ在住、有名なエンジニアの宮川さんがゲストとしゃべるポッドキャスト。Nさんの回とhigeponさんの回が特に好き。

Today I Learned • A podcast on Anchor

SFベイエリア在住の二人が話題になったテック界隈のブログ記事を紹介したり、界隈の人にインタビューしたりするポッドキャスト。ホストのお二人とは境遇がそれなりに近い(渡米時期とか)事もあって話が参考になることが多い。あと僕は英語のテック記事は全然終えてないので、このポッドキャスト経由で知った記事を読んだりしている。

タイトルが気になったら聞くやつ

No Stupid Questions - Freakonomics Freakonomics

Freakonomics (ヤバい経済学)の著者スティーブンと心理研究家のアンジェラが心理学とかそのへんのトピックについて話すポッドキャスト。Frekonomicsのポッドキャストも昔は聞いてたんだけど、個人的には二人の掛け合いが聞けるこっちのほうが好き。

Acquired Podcast

VCの二人が有名企業(NetflixとかDropboxとか)の企業背景とかストーリーについて語るやつ。毎回めちゃくちゃリサーチしてて創業者の生い立ちから始まる。知ってる企業でも知らなかった裏話とかがいっぱい出てきて結構面白い

How I Built This with Guy Raz : NPR

有名企業の創業者を呼んでインタビューするやつ。いわゆるテック企業はむしろ少なくて、アパレルとか食料品とかそういうのが多いイメージ。僕は基本的にはテック企業のが好きなので興味がありそうな会社のときだけ聞いてる。

https://www.indiehackers.com/podcasts

VCからガンガン資金調達して急成長をめざすスタートアップじゃなくて、自己資金でブートストラップして地道にビジネスを成長させるindie hackersに焦点を当ててインタビューするポッドキャスト。一時期はindie hacker的なのに憧れがあり聞いてたんだけど、最近はまたスタートアップ側の人間になってしまったので(?)あんまり聞いてない。

‎PositiviTea on Apple Podcasts

海外で輝く日本人女性をインタビューするPodcast。同じく海外で頑張る人間として刺激を受ける感じの話が多い。

Podcast Archives - Software Engineering Daily

ソフトウェアエンジニアをインタビューするやつ。毎日更新されてるんだけど、長いのとゲストによって面白さにだいぶばらつきがあるので興味がありそうなときだけ聞いてる。

‎Apple Podcast内のOff Topic // オフトピック

日本在住のVCの二人が米国とかのテックトピックを話すやつ。お二人が話してる内容に詳しくて勉強になる。

2021年面白かった漫画

共著ブログ私信電信、今回は漫画について書いてきます

最近半年くらいの間に読んで面白かった漫画について書く。なるべくネタバレしないようにあっさり書いていくつもり。

推しの子 (既刊5巻)

転生芸能界もの(?) リアリティショーみたいな時事ネタもありつつ、ちょっとラブコメもありつつ、謎解きもありつつ。だいたい1巻ごとに一つの章があるのでテンポよく話が進むし、それらがするするつながっていくので気持ちよく読めて、次がどんどん気になる漫画。

サマータイムレンダ(全13巻)

タイムリープもの。タイムリープものって物語通して筋が通ってるかで作品の印象がだいぶ変わるけど、その点この作品はすっきりまとまっててとてもよかった。

ガンニバル(既刊11巻)

山間の村に赴任してきた駐在が、人喰いをしているという噂の「後藤家」に関する事件に巻き込まれていくお話。話の仄暗い感じと絵がマッチしていてよい。

葬送のフリーレン(既刊5巻)

勇者一行が魔王を倒したあと、勇者が老いて死んだ後も旅を続けるエルフのお話。こういうメタな漫画好きなのよね。「ダンジョンの中のひと」とか。特に最初の二巻くらいの勇者を思い出しながら旅してるところが面白い。

怪獣8号(既刊3巻)

ベタな怪獣ものなんだけど主人公が32歳というのがいいのかな。実際大人に向けて書かれてるらしく、おっさんとなった自分も普通に楽しめる。

終末のワルキューレ(既刊11巻)

世界滅亡をかけて人類代表と神代表がタイマン勝負をしていく漫画。あらすじだけ書くとどう考えても人間が勝てるはずが無いと思うんだけどなぜか力士と神がいい勝負したりする。バカバカほうにいい感じに突き抜けてて面白い。

九龍ジェネリックロマンス(既刊5巻)

ブコメぽい感じなんだけどそれだけじゃなくて、物語の謎があって、その謎が明かされないまま話が進んでいくので先がどんどん気になってしょうがない。九龍の町が趣があって良い。

BEASTERS(全22巻)

草食動物と肉食動物が共生する世界での学園もの。終わり方は自分はちょっと唐突な感じもしたけど、世界観がとても良い漫画。

きみを死なせないための物語(全9巻)

スペースコロニーで人類が暮らす世界で、数百年の寿命を持つ「ネオテニイ」として生まれた4人の子どもたちの話。設定も面白いしキャラクターもよいSF漫画。

他の二人の記事はこちら

https://shishindenshin.vercel.app/20210901_manga/

2歳半の息子を連れてロサンゼルス/ディズニー旅行してきた

ざっくりした日程は以下のとおり

  • 月: 移動 + サンタモニカビーチ
  • 火: ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
  • 水: LA動物園
  • 木: Disney California Adventure
  • 金: Disneyland
  • 土: 移動

移動 + サンタモニカビーチ

息子はまだ昼寝をしているので、昼寝に移動を合わせたほうが楽かなあと考え、行き帰りともに12時過ぎ発の飛行機にした。結果的に飛行機の上で寝てくれたけど、SFO-LAXだと飛行機に乗ってる時間は50分とかなので、別に昼寝してなくてもなんとかなったような気もする。

飛行機が到着したあとはレンタカーで移動。今回は空港直結のレンタカー屋さんで、安くて、レビューが最悪じゃなかったところ、という条件でFoxという会社で借りてみた。空港直結だと思ったけど、空港からシャトルバスで移動(5-10分くらい)だった。平日だったので行列は全く無く、手続きもほぼスムーズだった。が、保険料を二重に払わされそうになった(Webで前払いしたのに現地でも払わされそうになった)のでもしご覧になってる方が同じ会社を利用するならご注意。

夕方にサンタモニカのホテルについて、歩いてサンタモニカビーチに。ビーチもきれいだし、小さな遊園地も砂浜にあり楽しかった。入場無料でアトラクションに乗るときだけチケットを買うことができるので、飛行機のライドにだけ乗った。1-2時間しかいれなかったのでまた行きたいな。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド

この日は朝から車でユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに。

www.usakosodate.com

この記事が計画を建てるときにとても参考になった。

まず最初にSuper Silly Fun Landに行ってみた。ダンボ的なライドは少し怖かったみたいだけどそれなりに楽しそうにしていた。水で遊べるプレイグラウンドは息子にはまだ少し激しすぎたみたいで外から見るだけ。遊具のあるゾーンではそれなりに楽しそうにしていたけど、まだ場所見知りしてたのか10分くらいしか遊ばなかった。

その後は歩いてジュラシックパークのエリアに。途中でミニオンに会えて息子は楽しそうだった。あとジュラシックパークエリアに行くにはかなり長いエスカレーターに何度か乗る必要があり息子を抱っこしてる自分は少し怖かった。お昼を食べたあとはDino Playというプレイエリアに行くはずだったんだけど、息子がまたエスカレーターに乗りたくなってしまい、Dino Playは諦めることに。

しばらく歩き回って疲れたので、一時間座ってられるThe World-Famous Studio Tourが良さそうだと思って行ってみた。乗ってる間に息子が昼寝してくれたら良いなとも思っていた。結論から書くとこれは大失敗だったのだけど…

トラムに乗って映画の撮影に使われたセットを見学する、という趣旨の乗り物だと思ってたのだけど、実際はそれに加えて行程の途中で3D映像をみたりするところがちょこちょこあって、それがかなり臨場感があった。倉庫の中に入ってトラムが固定されて、映像に合わせて揺れたり、火が出たり水が流れてきたり、ライドとしてはすごく良くて自分ひとりならすごく楽しめたと思うんだけど、怖がりの息子は一番最初の恐竜が襲ってくる映像みたいなところで怖いスイッチが入ってしまい、ずっと「おうちかえる!」と叫んでいた。ライドの構造上途中下車ができないので、その後30分以上怖がる息子をなだめながら、怖い映像を見なくてすむように目をふさいだりしていた。これがよっぽど怖かったみたいで、このあと行くディズニーランドでもほとんどライドに乗ってくれなかったのだった…

LA動物園

この日は事前には予定を立ててなかったのだけど、ユニバーサル・スタジオで怖い思いをさせてしまったから、息子の楽しいことをしようということでLA動物園に行ってみた。泊まっていたハリウッドダウンタウンはずれの宿から車で20分くらいだった気がする。

象の展示にだいぶ力をいれてる感じっぽかったけど、タイミングが悪かったのか一度も正面から見れなかったのが残念。ちょっとしたプレイエリアがあって息子は楽しそうだった。動物園としてはまあまあという感じで、楽しかったけどわざわざ旅行で行くほどでもないかなという感想。

Disney California Adventure

この日はアナハイムまで移動してDisney California Adventureへ。ディズニーまで歩いて行ける距離のホテルだと便利かなと思って Fairfield Anaheim Resortというちょっと良いホテルに泊まったんだけど、チェックイン前に駐車する場合は$50, 滞在中も$20/dayだったので、別に徒歩圏外のホテルに泊まってディズニーランドの駐車場を使っても良かったなと思った。

Disney California AdventureはUniversal Studioより楽しいのか、遊園地的な場所になれたのか、息子は結構自分で歩いてくれた。[Mickey's PhilharMagic]というミッキーがオーケストラをする映像のを見るだけのやつがあったんだけど、暗い部屋に入った段階で2日前の怖い映像のトラウマが蘇ったのか泣き出してしまい、結局見れずに撤退した。その後もアトラクションには全く乗ってくれなかったので、ひたすら歩き回ってショップで買い物したりする年パス保持者のような楽しみ方をしていた。ちょうどAvengers Campusができたばかりみたいだったんだけど、あまりAvengersはカバーしてないのでさらっと見た程度。

そういえばこの日した失敗の話。ディズニー内のレストランの列が結構長かったけど、12時の時点でモバイルオーダのアプリをみたら"now - 12:30"みたいな感じになっていたので、モバイルオーダーだと12:30まで用意されないのではないか、と何故か思ってしまっておとなしく列に並んでいた。だけど、これは「今から用意して12:30までに取りに来てね」みたいな感じだったぽく、モバイルオーダをすれば並ばずに済んだはずだった。モバイルオーダがかなり使われてる感じで、逆にモバイルオーダじゃない列はかなり長いので、行く方はぜひアプリをいれて言ってモバイルオーダーを活用するべき。

Disneyland

この日は朝からディズニーランド。電車・乗り物好きの息子なので、まずは園内を走るRailroadに乗りに行くことに。息子は乗るまでは興味津々だったけど、いざ乗ってみるとやはり怖いのか目をつむっていて一駅で降りることになった。

とはいえさすがのディズニーランドは歩いているだけでも結構楽しかった。噂に聞くスターウォーズのエリアは流石にすごく、ロボ好きの息子も興味を示していたように思う。

その後はTarzan's Treehouseに行ってみた。木の上にある家に登って降りてくるみたいなようなもので、息子は興味を持ってグイグイ登っていた。Pirate's Lair on Tom Sawyer Islandというところも事前に行きたいねと話してたんだけど、離島に渡るためにいかだ船に乗る必要があり、息子が乗りたがらなかったので結局断念。

その後はゆるゆると歩いてToontownに。コロナの影響で殆ど閉まっていたけど、ミッキーやミニーが家の中から手を降ってくれてるのが見れたりした。あとチップとデールの家だけが唯一空いていて、これは階段をちょっと上がって家に入って、もうちょっと階段を登って降りてくるだけなんだけど、何故か息子が気に入って5回以上何度も登っていた。

夜はホテルの廊下から花火を見ることができた。が、息子は始めてみた花火も音が怖い(?)みたいだったので結局あまり見ずに部屋にこもっていた。


子連れディズニー旅行、楽しかったしなんとかなったなという気持ちもある一方で、息子の性格的にはもう少し大きくなってからからのほうがもっと楽しめたのかなという気もする。他の方のブログなどを拝見していると二歳でもライドをいろいろ楽しんでいる子供もいるようなので、性格的な違いが結構あるのかもしれない。次回はサンタモニカ周辺でもう少し時間を使えると良さそう。

OSSのはなし

私信電信、二回目のテーマは「OSSへの貢献」

OSSとキャリア

なんかこう、仕事でOSSでしてます、というとかっこいいよね。GoogleChromeの開発してて成果は全部OSSになってます、的な。転職するときも仕事で書いてるコードがOSSになって公開されてると便利そう。

GoogleOSS

そういう気持ちがありつつ前前職(Google)ではついぞOSSに関わる機会はなかった。当時はわりとコンシューマ向けっぽい仕事をしたかったので、あまりご縁がなかったのかも。

Googleは社内の巨大なモノレポに思いつくライブラリはだいたいあるし、CL(changelist)も自由に送れるので、社内でOSSぽい気持ちが満たされてしまうというのもある。そういえば社内版のtruthというライブラリに結構精力的にCL送ってた気がしたんだけど、いまgithubみたら自分の痕跡はなかった。

あと、GoogleモノレポとOSSの面白い点として、1) あるライブラリを社内で使う場合はソースを丸々githubから社内モノレポにコピーして承認レビューみたいのを受けないといけない 2) 同一ライブラリは一つのバージョンしか存在してはいけないというしばりがあった。なのでライブラリ導入、バージョンアップともにそれなりのハードルがあり、あまり気軽にOSSを使ってない感じがあった(そもそも社内モノレポにあるライブラリでだいたい事足りるし)

ぼくはOSSファンボーイだったので、いくつかライブラリを導入したり、すでに使ってるライブラリのバージョンをちまちまあげたりしていた記憶がある。

あとGoogleは自分のプロジェクトをGoogleの名前で、OSSにするプロセスもちゃんと確立されてて、手続きを満たしさえすればGoogle名義でライブラリ公開できる(その結果Googleのgithubは2000 repositoriesとかあってだいぶ玉石混交)。なんとなくかっこいい気がするのでいつかやってみたいと思っていたけど、ネタが見つかる前に転職してしまった。

スタートアップとOSS

前職(bolt)と現職では逆にOSS使ってあたりまえ、ライブラリ使って楽できるとこはとにかく楽しようというかんじ。

じぶんも仕事のうちでOSSにできる部分は積極的に公開していた。例えば自分が担当してたのは各種Eコマース向けプラグイン (これとか https://github.com/BoltApp/bolt-magento2)

Bolt時代に一番ババーンと公開したのはこれ。Rubyのactivemerchantという有名ライブラリ(shopifyがつくった)のgo版みたいな感じで、じわじわスターもついてるけど、そんなには伸びなかったな。 sleet - payment abstraction library

Hacktoberfest

OSSについて語るときに個人的に欠かせないのはDigital Ocean他がやってるHacktberfest

期間中にgithubのpublic repoにPRを4つ以上送るとTシャツがもらえるというので、2017年から毎年参加していた。去年はTシャツ目当てでゴミのようなPRを送る人がたくさんでてしまいかなしかった。

これまではすべてのpublic repoが対象だったのが、今後はOSSプロジェクトのほうが明示的に"Hacktoberfest"に参加してます、というopt-in形式になるみたいで、個人的にはとても残念

個人とOSS

個人でもいろいろやっていきたいなあと思いつつも、なかなかいいネタがない。数年前にかいたAndroidのCI用のこのスクリプトは一応7スターついてて、少なくとも数人の役にはたったのかしらと思っている。なんかシュッとライブラリ公開して1000スターとかやってみたいけど、かなりセンスが要るよねえ。

あとは個人でもときどきお世話になってるライブラリにPR送ったりはしてる。基本的にはあからさまなバグを見つけたときくらいで機能追加的なのはほとんどしてないけど。そういえばreact nativeに1年ほど前に送ったPRがまだ無視されてることを思い出した。レビュアの人は仕事してほしい。


他の二人の記事はこちら

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400人くらい面接したけど技術面接はまだまだ難しい

私信電信という共著ブログ(?)を友人たちと始めた。完全に Message Passing - はなしをふったりふられたり にインスパイアされていて、友人たちとあれこれオンラインで雑談する感覚でブログを書いたり読んだりできたらいいなという試み。

今回のテーマは「実際、競技プログラミングって採用時にどうよ?」

競技プログラム強い人が採用面接でも強いかどうか、自分の経験でいうと新卒ならかなり有利、シニアになってくるとそうでもない、という感じかな。

自分が以前働いてたスタートアップ(bolt.com)は自分の在籍してる間にエンジニアが5人から40人くらいに増えたので、たくさん面接する必要があった。あとで数えたら3年間で350回以上面接したようだった。電話面接->オファーのコンバージョン率が10%以下だった気がするのでそれなりに厳しい面接と言っていいと思う(落としすぎてリクルートチームの人から文句を言われたりした)。小さい会社だったので自分が面接して採用された人たちとは全員一緒に仕事をした。なのでこれから書くことは主にBoltでの経験に基づいている。

Boltでの面接については以前 サンフランシスコのスタートアップで面接官をしている - ベイエリアで楽しくやっていく にも書いたけど、最初の1-2年は主にコーディング面接を担当していた。そのあとは自分も「シニアエンジニア」という扱いになったので、デザインインタビューとか過去の経験を話す面接とかも担当するようになった。

技術面接で何を測りたいかというと「この人がチームに加わったとしたらチームが成し遂げたいこと(プロダクトをつくるとか)の生産性がどれだけ上がるか」ということだと思う。新卒なりジュニアなポジションの場合は、前提として実務経験はそんなになくてもいいからある程度自走できて(コードが書けて)かつ実践でいろいろ学習できるひとが欲しい、というのがあって、そのためにコーディング面接を使うというのはわりとうまく機能する気がする。

簡単に面接対策できてしまうという指摘もあるようだけど、それは一方でちゃんと目的に対して準備できるということだから、一夜漬けのテスト対策でもちゃんとコーディング問題が解けるというのは一定の価値があると思う。

自分が面接した範囲で競技プログラムめちゃくちゃやってた人はそんなにいた記憶がないのだけど、なんにせよ授業・業務の外でコーディングに自分から触れているというのはプラスだよねえとは思う。

ほかにコーディング面接の批判でよくあるのは「本当は業務をこなす力がある人を一面的な評価で落としてしまう」というもの。これについては悩ましい問題で、採用のfalse positive(優秀な人を落としちゃう問題)ってそもそも測定しようがないよね。インターンとか期間限定でボーダラインの人を雇ってみるという手もあるけど、かなり採用側のコストが高い。前述の通りBoltではかなりの数の人を落としており、実際はもっと採用しても良かったのでは、というのは当時も思っていた。

コーディング面接に限らずだけど、どうしても人は自分と似た人を採用したくなるバイアスがある気がしていて、Boltの場合はいわゆるGAFA出身のエンジニアが多かったので、採用もGAFA式のコーディング面接重視になっていた。コーディング面接の問題もアルゴリズム的なのが多かった気がする。スタートアップだからもう少し実務に近い感じとかでもいいのではという話は定期的に出ていて、面接プロセスについては在職中に何度か修正・改善を重ねてはいた。

あとはシニアになってくるとそもそもコーディング面接だけじゃなくなってくるよね、という話があると思う。Boltではシニア向けの面接は半分だけコーディングで、あとはシステムデザインと過去の経験深堀りみたいな感じだった。

現職(エンジニア数人のスタートアップ)でもシニアエンジニアを今とても欲してるけど、会社のステージ上、過去の経験が今欲しいポジションにドンピシャな人がほしくて、かなり過去の経験の比重が多い感じ。そういう場合は競技プログラムが業務に直結してるみたいな職種じゃないとあんまり競技プログラムの強さは生きなさそう。GAFAなどのシニアポジションを受けたことがないのだけど、GAFAだとシニアなポジションでもコーディングで突破できるんだろうか?

逆にシニアエンジニアになってくるとそこまでガリガリコード書いてない+いわゆるコーディング面接みたいな問題設定から離れてるので新卒よりコード面接ができない、というのは何度も見た。自分が見てきたすごいエンジニアの人はなんだかんだコード面接もすごくできる人が多かったけど、コード面接ができないけど実務上プロジェクトを前に進められる人というのは一定数いるだろうなあとは思う。

色々ぐるぐる書いたけど結論に戻ってくると、自分は今のところ

  • ジュニア→コーディング面接重視
  • シニア→過去の経験深堀りとデザインインタビュー重視

というBoltでやってた形式に落ち着いている。 これが最適なのか?というのはまあ結局の所わからないんだけど。


他の二人の記事はこちら 実際、競技プログラミングって採用時にどうよ? | 私信電信

サンフランシスコから車で一時間弱のキャンプリゾートに行ってきた

保育園が春休みになってしまったので、せっかくだからと小旅行することに。車で旅行に行くのは初めてだったので、あまり遠すぎないところ、と思って探して見つかったのがここ

towerparkresort.com

Lodi市にあり、サンフランシスコ市内からでも車で1時間ちょっとで行くことができる。

ここ以外にもキャンプできるところはベイエリアにもそこかしこにあるんだけど 1) 子供向けのwater playgroundや公園がある 2) 自分でテント設置とかじゃなくロッジがある ということでここに行くことに決めた。

直前の企画になってしまったので土日はロッジは満室、ということでこのリゾートには木曜日だけとまって、ついでに Lodiという町のダウンタウンと、Walnut Creekにある公園に行くことに。

Yogi bear's Jellystone Park™ Camp-Resort: Tower Park

今回の主目的だったリゾート。water playgroundはサイトの写真どおりでいい感じだったけど2歳の息子は水の量と他の子供たちに圧倒されて入らず、結局横のプールで水をすくって遊んでいた。 他のお客さんを見た感じ小学生くらいになるともっと楽しめるかな、という感じがした。

他にも公園や巨大トランポリン、バスケットコートなどがある。全体的にもうちょっと息子が大きいとより楽しめたかなと言う感じではあった。water playgorundは滞在証明のリストバンドを見せて入る必要があったけど、公園などは普通に入れた。あとはミニゴルフがあったりTシャツに色を染めるイベントがあったりするらしいけどタイミングが合わず参加しなかった。

自分たちが泊まったのは中くらいのグレードのバンガロー(リネン代こみで$170とかだったかな)、雰囲気があってなかなかよかった。お風呂のお湯はためれなかったしそもそも長時間お湯出せなかったけど、まあキャンプだと思えばそんなもんでしょう。

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water playground

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playground、奥に写ってるのがjumping pillow(トランポリン)

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バンガロー

Lodi

Lodiダウンタウンは田舎町という感じで特筆することはないかな。

Fun townという子供向け遊園地(?)があるっぽかったのだけど、自分が行ったときは閉まっていた

www.yelp.com

駅前のミニ科学博物館的なところが狭いながらも結構楽しかった

www.wowsciencemuseum.org

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Fun town (閉鎖中)

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科学博物館にありがちなやつ

Walnut Creek

Walnut Creekは正直自分が住んでるところからだと日帰りで十分行ける距離なのだけどなんだかんだ今まで行ったことがなかった。今回あまり期待せずに立ち寄った公園なのだけど、正直ここがこの旅で一番良かったかもしれない。

www.yelp.com

なによりプレイエリアが圧倒的に広い。体感的には普通の公園3つ分くらい。ただ5月にも関わらずとても暑かったので息子はややバテていた。噴水のある池やボタニカルガーデンもありそちらも良かった。

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プレイエリア、ここにも写ってないところがまだある

shift.comで中古車を買って一週間で返品した話

これまでの人生、夫婦ともに運転免許無しで暮らして来た。過去にはUber/Lyftに一時間以上乗って移動することもたまにあったけど、自分たちが運転するよりは精神衛生的にもコスト的にもいいかなと思っていた。

nkazuki.hatenablog.com

とはいえ子供が生まれたこととSF市外に引っ越したことがあり、車の必要性を感じるようになった。妻が一念発起してドライブ練習をして免許を取得してくれた。最初はzipcarで週末だけ車を借りていて、いよいよ必要性を感じたので車を購入することに。

一台目は中古車にしようと思い探していた。アメリカだと10年以内走行距離10万マイル以内というのが一つの目安らしく、それを基準に探していた。アメリカでは中古車が盛んに取引されていて、上記の基準を満たす車でもSUVだと15Kくらいするのが普通という感じだった。

車の検索に関してはkbb.comという大手サイトを良く使っていた。車については全然詳しくないのだけど、メーカと色にややこだわりがあったので、家の近く(25マイル以内)だと数件くらいしか予算内の車がなく、毎日のように検索しなおしていた。平日は仕事があるし週末はイヤイヤ期の子供が居るしで、なかなか遠くには試乗に行きにくい。

shift.comというサイトだと一部の車は自宅で試乗できるというので手始めに試してみることに。オンラインから試乗の時間を2時間刻みで指定できるし、当日にも予約できるよう(後述するが実際に当日試乗できるかはかなり怪しいと思う)

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shift.comの試乗予約画面

数日後にミーティングなどが無い平日があったのでその日を指定していた。直ぐに予約確認のメールが来て、前日もリマインダのSMSがくる。ここまではいいんだけど、当日の予約時間になっても全然来る気配がない。

12時−2時に予約していて、来る前に連絡をくれるはずになっているんだけど、1時半まで待ってもなんの連絡もない。試乗自体は一時間ほどかかると書かれていたので、2時を過ぎてからこられるとデイケアのお迎えに間に合わない、とやきもきしてサポートに連絡するとようやく電話がかかってきた。どうやらshift.comのサイトと実際のオペレーションが全くつながっていない様子で、実際はもう予約が一杯で今日は夕方じゃないと行けないとのこと。仕方がないので別の日にスケジュールしなおすことに。

スケジュールし直した日に無事試乗することができた。この日も結局予約時間内には来てくれなかったけど、前回の反省を生かして後の予定を開けておいたのでよかった。家までshiftの人が車をもってきてくれて、試乗自体は(covid対策のため?) 自分たちだけで好きに運転していいとのことだった。ハイウェイに乗ってみたかったような気もしたけど、15-20分くらいと試乗前に言われたので近場でドライブして元の場所に戻った。その日はまだ車を買うつもりではなかったので、そう伝えると、特に売り込みをかけられることもなくすっと帰っていってくれた。

その次はSF市内のHondaディーラーに試乗にいった。ここは自分が想像するアメリカのディーラーと言う感じだった。いかにもセールスという風貌のお兄さんたちが居るオフィスで待たされた後、試乗をした。ハンドルの硬さに疑問があったのだけど、全く問題ないの一点張り。他にも会話をしていく中でこの人はあまり車に詳しくないなという感じがして信頼が薄れていった。帰ろうとすると「マネージャを読んでくるから待ってて!」と言われたけど、マネージャが捕まらなかったらしく結局帰らせてくれたw

二台試乗してみて、実際に車を見て車内に乗るだけでも印象が変わるものだなと思った。そこで次はcarmax に行ってみることに。アメリカのディーラーはすべて車に鍵がかかっていてセールスマンと話さないと中を見ることすらできないのだけど、carmaxはすべての車の鍵が空いているというのが売りのひとつ。存在は知ってはいたのだけど家の近くに無く、これまで後回しにしていたのだった。

実際行ってみるとcarmaxはとても素晴らしい体験で最初に行っておけばよかったと思った。covidの影響で車は鍵がかかっていたのだけど、対応してくれたスタッフがとても親切に複数台の車を案内してくれ、中にのせてくれた。彼はそれぞれの車種の違いについても詳しく、自分たちの条件に合う車をピックアップしてくれた上で、それぞれの違いについても説明してくれた。他のディーラーと違い、carmaxでは自動車保険の証明がないと試乗できないというので、試乗はできなかった。carmaxは30日返品無料ということで、良い車があったら試乗なしで買ってもいいかなと思ったけど、サービスが良いからか(?)やや割高の車が多い印象を受けた。

carmaxで実際に見たこともあり、候補の車種が絞られてきた。実際に試乗できる範囲では条件に合う車がなく、オンラインまで検索を広げると、shift に丁度いい感じの車があった。shiftはオンラインに特化してることもあり内装・外装ともに詳細な写真が見られる。carfaxもチェックしたが問題なさそうだった。7日間であれば無条件返品できるとのことだったので思い切って購入してみることに。オンラインから購入の手続きができる。予約時に必要なのは$250のデポジットのみ。ただ、ここで納得いかなかったのは、しれっと$750の"Shift service fee"というのが追加されている!Webサイト上では一見他のサイトより安く見せておいて、後乗せでfeeを足してくるのはちょっと汚い。

予約のあとは専属のスタッフがつくようで、その人から電話がかかってきてあれこれ話す。その後のやり取りもその担当の人とSMSでしていく感じで、割とアナログだった。サイトを使っていく上でもなんどかオンラインでは手続きができないことがあって(例えば僕は免許を持ってないのだけど、免許をアップロードしないと進めない画面があった)そのたびに担当のひとにSMSを送って対応してもらっていた。

僕たちが買う車はサンノゼの倉庫にあり、サンノゼからサンフランシスコまで運ぶのに$520の運送費がかかり、これは車を帰す場合もnon-refundableとのこと。まあそれくらいはしょうがない。

そんなこんなで購入の意志を示してから9日で無事に納車された。相変わらずshiftのスタッフはやや予約時間から遅れて到着し、僕たちの身分証と保険を受け取るとその場でiPadであれこれ手続きしていた。ほとんどの手続きは僕たちがいなくても大丈夫なようで、家で待っていても良いといわれた。スタッフが手続きを終えると電話で呼び出され、書類にいくつかサインをすると納車完了。スムーズだった。

ということで写真通りの車が無事納車されたのだけど…一つだけ問題があった。

車内が異常に香水臭いのだった。前の持ち主がずっと使っていたのか、車内にひどく匂いが染み付いている感じで、あれこれ試したが匂いを消すことは難しそうに感じた。あまりの匂いに具合が悪くなりそうということで返品を検討することに。shiftの担当の人にも状況を伝えるとサポートから48時間以内に折り返すと言われたけど結局一度も連絡は来なかった。

ちょうど近くのSubaruのディーラーに同系統車種が入荷されていた。値段は少しあがるけどまあ許容範囲。そちらを実際試乗しにいってみると何も問題が無い。価格も一応ごねてみるとあっさり$1Kほどまけてくれた、これがおそらく本来の値段なんだろう。以前としてshiftよりやや高いけど、微妙にこっちの車のほうがスペックがいいのでまあ同じくらいかなという気もする。ということでこちらの車も購入することに。電話で購入の意志を伝えてからオフィスにいくと予め準備しておいてくれていた。DMVのサイトが重いとかでそれなりに待たされたけど、一時間ちょっとくらいで車を受け取りそのまま乗って帰ることができた。

さて今度は一台目の車を返品しないといけない。shiftに電話して返品の意思をつたえると、特に理由を聞かれることもなく数日後に車を回収してもらう予約ができた。無事に指定した日に(また時間通りにはこなかったけど)回収に来てくれて、その場でも特に返品理由は聞かれず、書類にサインするだけで返品手続きはおわりだった。この後shiftが車の状態を検査して、問題がなければ一週間ほどで返金されるらしい。試乗せずに買うのは結構リスキーだなということを体感したのでもう利用することは無いと思うけど、実際に簡単に返品できたのは好印象だった。