2021振り返り 仕事編

アメリカではまだ2021年なので、息子の昼寝で時間があるすきにつらつら書いて投稿してみる。

1年半ほど前に最初のフルタイムエンジニアとして転職した*1現職で、なし崩し的にhead of engineeringとなり、あれこれ忙しい一年だった。前職ではマネージャとstaff engineerの両方を体験して、どちらも良し悪しあるなあと思いつつ、次はCTO的な経営にも物申せるポジションがいいなあと思っていたので、念願通りという感じ。一方で自分の時間をどこにどれだけ割くべきかというのは今も試行錯誤しているところ。

people management

年のはじめはエンジニアがまだ5人とかで、マネージメント的なことは全く考えなくてよかった。それがチームが10人くらいになり、それまでの事業とだいぶ毛色の違う新規事業を一部のエンジニアがやるようになると、みるみる社内の見通しが悪くなってきた感じがあった。1:1をチームメンバーと設定したり、社内向けアップデートメールを始めてみたり、試行錯誤している。前職はこれぐらいの規模のときはまだ全員が同じオフィスにいたのでなんとかなっていたけど、現職はフルリモートなので今のうちから社内で情報共有を強化する重要性を感じている。

チーム拡大

無事にシリーズAが調達でき、景気がこのままならBも調達できそうで、チームをどんどん拡大している。自分がエンジニア兼カスタマーサクセス兼サポート兼インテグレーションマネージャみたいな感じだった状態から、それぞれのプロフェッショナルを雇い始めている段階。エンジニアチームに関しても、顧客がどんどん増えてきて、顧客の対応やbugfixだけでかなりの割り込みが発生する感じになっているので、customer enginering teamみたいな別チームを作ったほうがいいのかもしれない、と以下のブログを読んで思った。

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メンター探し中

head of engineeringとして色々新しい問題に直面する一方で(人間関係、社内情報共有、採用などなど)、ほとんどの問題は他社でも発生してるはずという気持ちがあり、自分の数歩先を歩いている人から話を聞く機会を探しはじめた。別のcrypto系の会社でVPoEをしてる人とつながれたり、前職の僕のマネージャ(元head of eng)や先輩CTOの方々とお話することになっているので楽しみ。

採用

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この辺にもかいたけど、今直面してる問題の多くが純粋にリソースの問題であることが多く、採用に力を入れていた。アウトリーチからオファー作成、クローズまで全部体験できたのは良い体験だった。この三ヶ月ほどでなんとか5人くらいengineeringチームに採用することができたけど、まだまだ課題も残ったなと思っている。具体的にはinhouseのrecruiterを早急で雇わないと行けない他、会社の売り込み方・宣伝の仕方をもっと改善して多くの候補者に興味を持ってもらったり、最終的にオファーを受けてもらう率をあげたい。

IC work

マネージャぽいこともしつつ、ICとしても引き続きめちゃくちゃ開発した。自分は単純なbugfixとかをササッとやることが得意なこともあって、いまだにgithub上のstatsでは僕のcontributionが圧倒的に多い。開発にはこれからも関わっていきたいと思いつつ、小さいバグにすぐ手を出しちゃうのはちょっと自重してインパクトの大きい問題に取り組んでいかないとな、と毎年のように反省している…

*1:自分の他には、1年任期で契約されていたinterim CTOと契約社員が2人いた